妖精おじさん日記 11月18日版

2023.11.20

お届けする商品に同梱している日々更新「福太郎通信」のデジタル版。
1枚の紙に手書きでその時書きたいことを適当に書いています。
このショップや商品のこととはあまり関係のなさそうなことばかり!

今回は11月18日版です!

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「みんなでひとつのいのちを生きている
みんなにとおくてちかい銀河が流れているよ」


毎日適当なことを書いている福太郎通信ですが、
ここのところ1日分の紙のスペースでは書ききれず、
続きを翌日に持ち越していて、今日はその3です!
(デジタル版ではその2を飛ばしてしまっていますが、
繋がっているようで、単体が独立しております!と思います)

今、暖炉の前で書いています。
目の前にネコのあたりくんが布団の上で寝ています。
そう書いたら、ピクッと片目を開けました!
かわゆいので、スケッチしました。
その間に、また目を閉じて眠ってしまいました。

今日のお昼まで、長野県にある穂高養生園にいました。
2泊3日。
みれいさんのお仕事の打ち合わせがあり、
気軽な運転手のつもりで行ったつもりが、
ほんとうにリラックスさせていただきました!

養生園には何度か行かせてもらいましたが、
過去最高自由にのんびりしました。
こころは。
ということはからだも。ですね。

きっと今の自分の状態がどんどん良くなっている
(力が抜けている)ということを
実感させてもらっているような。

養生園は、日常の答え合わせのように、
日々の過ごし方、在り方を目の当たりにさせて
もらえる場所のような気がします。

「あぁ、こんなに軽くなっているんだ自分」って
思ったり、
もちろん「あぁ、まだこんな固いところがある!」とか
「やっぱりそこが気になっちゃうんだ!」みたいな部分にも
気づいちゃう。
「ぼくはいったいなにをみているのか」
「どんな景色を眺めているのか」。

すごいところだ! 養生園!
(なにもないから、なんでもある、のかな、とか
思いついたまま書いています)

養生園から山を登ったところに”原生林”と呼ばれる場所があって、
僕は今回の通信(その3)を書くために、
原生林にどうしても行きたくて、雨も上がって、
ちょっとの空き時間があったので、
一人で歩いて、原生林に行くことにしました。

熊鈴を忘れたので、郡上節など民謡をうたいながら、
息を切らせて山を登って原生林へ。

原生林には、湧水やちいさな小川のせせらぎポイントが無数にあって、
どうしても行きたかった理由はこのポイントに行きたかった!
その場の音を聴いて確かめたかった。

なんというか
”地球と自分が相似形である”と思い出せる場所なんです。
ほうぼうでいっていることなんですが……
ながれているんです、小川が、わたしたちのからだの中を!
(「すべての人の中に小川が流れていて、この地球上のどこかに
その人その人に流れている小川と相似形な川がながれている」という
気づきは、中学生の時に、小川を眺めているときにやってきた直感というか確信です)

mmbsでお買い物いただいた商品と一緒に色々な通信やおみくじなんかを、
同梱させていただいているのですが、その中のひとつに
ワイナー祐子さんの「yuko's diary」というものがあります。
(すべての通信はランダムに同梱させていただいているので、
入っていない場合もあります)

この「yuko's diary」を読んでいると、
見たこともない行ったこともないアメリカのトナスケットという
遠く離れた場所の匂いや風や、生活している人々や動物の息遣いを
感じることがあります。
祐子さんの文章がそう感じさせてくれるんだと思いますが、
祐子さんの「yuko's diary」も、
ぼくにとっては原生林のせせらぎポイント同様
”地球と自分が相似形である”と思い出させてくれるものなんです。

忘れるんです、すぐに、人間は。
少なくとも僕はよく忘れてしまいます。
分けたり、比べたり、排除したり、他人事にする。

「みんなでひとつのいのちを生きている」は、
まぁまぁマガジン25号に掲載されている福田高規先生のことばです。
ぜひ読んでください。

さぁ書くスペースがなくなってきたのですが、
最近の僕のデタラメな気づきは、
ぼくたちみんなにながれている小川、
これ、銀河です!!
直感ですが、これもほぼ確信にちかいです!
星も水も宇宙もぜんぶ自分の中にあるんです!!


(mmbs 福太郎)