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長野・佐久で自給自足を目指しながら絵を描き続ける小城弓子さん。
初となる個展をエムエム・ブックスみので開催しました。（2022年３月12日-27日）

展示された、全作品（24作品）を収録した展覧会図録です。

鉛筆で表出する粒子、気配、存在、温度、まなざし、闇、光、そして宇宙。
どこまでも静謐な絵の響きにからだを委ね、たゆたう時間を味わいませんか。

紙の上にはもうすでに無数の気配が存在していて、
手はその瞬間の采配でそれらをすくいあげてくれます。
わたしはそのことをすごく信頼していて、
ただ、安心して流れを見守っているのです

（小城弓子）

またたきのは展で展示されている鉛筆画、全24作品が収録された図録です。

そのほかに、大切な友人である音楽家の青葉市子さんがわたしの絵を感じて寄せてくださった言葉と、わたしも文章をつづっています。それぞれ翻訳していただいて、日本語と英語で記載されています。

たくさんの方々に導かれ助けていただいて、他の誰でもない、わたしにとって奇跡の一冊が出来あがりました。

はじめての個展で図録が生まれるなんて。わたしは前世でどんな徳をつんだのだろうか...と、図録が誕生した理由を、触れることができない時空へさがしてしまうほど。

わたしのこの奇跡をみなさんへ共有することができるなら、それはほんとうにしあわせなことです。

（小城弓子）

引用：インスタグラム @yumiko.kojo postより