妖精おじさん日記 11月7日号

2023.11.7

お届けする商品に同梱している日々更新「福太郎通信」のデジタル版。
今回は11月7日号です!

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「次の日、柏の葉っぱをちぎる手伝いをしたり、
キャーキャーと笑いながら遊んだりしているうちに、
何台も重ねられた木製の大きな蒸し器から湯気が上がってくる。
そのかまどはほんとうに心地よくて、
みんなそばに寄ってきた。」


前号から、今、胸にグッときている、アツいことばを
囲み文字?(こういう文字をなんというのだろう)にしているのですが、
今日はだいぶ長い。こういう文字を書くのは、わりとすきでしたが、
裏面でもご紹介している、湖のスコーレさんでのPOP UP ショップで、
店長のきくちさんに
「白い壁に白いポスカでPOP UPのタイトルを描いてください!」
といわれ、
「白い壁に白いポスカで描いたら、文字見えませんよ」といいながら、
ノリノリで描かせていただきました。
その時も、こういう文字いいなぁ、と思ったのです。

さて(ご紹介が遅くなりましたが)
この囲み文字で書いたことば(冒頭の文章のこと)は、
『長い道』(宮崎かずゑ=著、みすず書房=刊)に書かれている文章です。

柏餅をみんなでつくっている時に、おもち(お米)を蒸している、
そのかまどがほんとうに気持ちが良さそうで。

想像するだけでしあわせになりませんか?
今のおうちで、こんな場所ってあるのかな。
我が家は、暖炉かな……、なんて考えました。
こんな場所、たくさんあるとイイな。

ちょっと前に若松英輔さんの本をいくつか読んで、
本の中で紹介されている本で気になるものは買っていたのです。
『長い道』もその中の一冊。まだ途中までしか読んでいませんが、
とっても素晴らしい本です。

さて今日は朝あたらしい“まぁまぁなおみくじ”をつくりました。
おみくじの表の絵はくまです。
描いていて、くまは山を守り、山そのものであると思いました。
やまやもりはくまそのものであるともいえるかもしれません。

前号でくまのことを書きました。
さっそく「くまの話のつづきが聞きたい」とお便りをいただきました。
うれしかったです! はい! 書きます!
この号はもうスペースがなくきつそうです。

おみくじをつくったあと、生物の学校に行きました。
毎週火曜日に通っています。扶桑町というところまで。
今はビオトープ作り。1時間半遅刻しました(2時間の授業)。
ぼくもつい最近、田んぼに池をつくり直したばかり。
けーちゃんとふたりで、人力のみ。途中ふたりとも声も出ないくらいへばりました。

戻ってきて今日は発送の仕事をしました。
やっぱりとってもすきな仕事! “福子”さまにもお届けできました!
今日はここまでです。



(mmbs 福太郎)