東日本大震災から約1ヶ月後の4月24日から1年間の日記を抜粋し、まとめた1冊。『murmur magazine』は、服部みれいが興味を持ち、実際に挑戦し、よいと感じたものだけを、わかりやすく紹介。本書は、いわばその『murmur magazine』の生まれ落ちる裏側をのぞき見ることができる貴重な記録であり、同時に、何もかも変わってしまった震災後のあたらしい日々を生きる、ひとりの女性のドキュメンタリーでもあります。おなじみの、白湯飲み・半身浴・オイルマッサージ・瞑想のほか、ほぼ菜食という生活をしながら、ときには夜更かしをしたり、お酒をたしなんだり……。甘く、ゆるい部分と、ストイックな部分が共存する生活をおくりながら、さまざまな人やものごとに出合う日々を、リアルに綴ります。そこには、あたらしい時代を生きるヒントが隠れているのかもしれません。
あたらしい東京日記
服部みれい=著
大和書房=刊
2012年6月23日発売
AD*佐々木暁
◎サイズ
140mmx180mmx20mm
◎平均重量
330g