マスクがかかせない日々となった今では、
マスクやハンカチに「赤丸薄荷」を1滴たらして、リフレッシュをするのもオススメです。
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薄荷はハッカと読みます。
ハッカ油のハッカで、洋名はミントです。
赤丸は薄荷の品種名です。
つまり『赤丸薄荷』とは品種名そのまま。
実は……
はじめて「赤丸薄荷」と文字を見たときに
ずっと日本酒の名まえか酒造メーカーの名まえと完全に勘違いしてしまいました、お恥ずかしや……。
さて
赤丸は、日本在来の野生種に近いもので
この赤丸薄荷が作られている北海道・滝上では
明治34年頃から作られていたとか(詳しくは下記薄荷の歴史をご覧ください)。
戦後にあらたな品種に改良され、栽培が途絶えていたと思われていたけれど……、
なんと様々な偶然(必然!?)が重なり
今こうして、幻の赤丸薄荷油が約70年以上ぶりにリボーンしたのです!
ここからは個人的な感想です。
赤丸薄荷の香りやエッセンスは、他のミント油、薄荷油と比べると
なんとも柔らかい感じがします。
着物や浴衣なんかにも合うだろうな、と思いました。
日本の生活に根ざした在来種だからかもしれませんね。
ぼくはタオルに一滴たらしてかいだりして、リラックスするときに使っています。
パソコン作業で上半身ガチガチのとき、スーッと赤丸薄荷の匂いをかぐだけで
ゆるんで、ほころんでいきます。
他にも、アロマポッドで炊いたり、虫除けや消臭剤、お風呂に一滴たらしたり
使い方は色々あるようです。
四季をとわず色々なことで助けてくれるアイテムになりそうですが
なにより天然の清涼感が素晴らしいので、夏はとくにオススメです!
そうそうこれは地元のおばあちゃんに聞いた話ですが
昔の人は薄荷(ミント)をほどよく生活の周りに残したり、植えておいたそうです。
なぜなら草刈りをするときに、薄荷が生えていると、
その香りに癒されて元氣に作業をすすめられる、と知っていたから。
自然の恵みがギュッとつまったこの赤丸薄荷。
ぜひみなさまの生活のおともに。
きっとみなさまを癒し、より元氣にしてくれます!
(mmbs 服部福太郎)
◎ りんねしゃ 赤丸薄荷
※エッセンシャルオイルのため、直接肌への塗布はお控えください
□内容量
10ml
□抽出
<部位>
花・葉・茎
<方法>
水蒸気蒸留法
<場所>
北海道滝上町
□メーカー
りんねしゃ
<薄荷の歴史>
北海道・滝上の薄荷栽培は、明治34年頃から今なお続いている。
優性選別を経て薄荷種の保存改良が進み、伝統作物として継承されてきた。
薄荷の香りとともにその歴史にも注目したい。
<和種 赤丸薄荷>
栽培管理と搾油歩留まりのいい品種に改良され、
衰退したはずの赤丸薄荷が残っていた。
収量・栽培のむずかしさがその原因だが、やわらかい香りは格別。
希少品種である価値と伝統を守りたい。
<薄荷の搾油方法>
薄荷オイルをとりだすのに考案されたのが水蒸気蒸留釜だ。
滝上では、今なお搾油施設が残っている。
搾油方法の改良と工夫が繰り返されて、永い歴史を通して代々伝え残されてきた。
<農薬不使用栽培>
薄荷栽培には、農薬や化学肥料は一切使用しない。
病気に負けないための土づくりや除草乾燥作業など、
新たな取り組みをはじめている。