服部みれいが考える「食」にまつわるエピソードが、
AtoZ形式で綴られます。

父とカップヌードルのこと、
母の愛情たっぷりの料理ノート、
ふだんの編集部の食卓、
気になる放射性物質と食のこと……。

エッセイ、詩、レシピと、
さまざまに形を変える文章を読み進めるうちに、
「食＝わたし」なのだということに、
あらためて気づかされます。

物語に寄り添ってくれる、
長嶋五郎（ゴンゴン）さんのイラスト

佐々木暁さんによるブックデザインが、
うつくしい本です。